がん患者さんの痛みと不安をやわらげ
限られた時間を、あなたらしく過ごすためにサポートします。

三人に一人が、がんにかかる中ですべての人が、手術や抗がん剤治療で効果が得られるわけではありません。
症状が進行する中で向き合う、目に見えない痛みや不安は言葉ではうまく伝えることが難しく、治すことを目指している多忙な一般病棟では、患者さんが孤立し、その人にあった対応ができない場合があります。

このような状況から、ホスピスでは、患者さんの肉体的な痛み、精神的な不安、日常生活の援助など、限られた時間の中でスタッフが一緒になり「その人がその人らしく過ごすことができるよう援助します。」

痛みがとれると、表情も穏やかになりその人らしさがもどってきます。散歩や外泊、コンサートやイベントなど、患者さんの大切な一日一日をボランティアも一緒にサポートします。

【それぞれのホスピス】
■入院ケア
一般病棟の中にホスピス病棟として設置されており個室を主体として患者さんのプライバシーや快適性に考慮されています。

■在宅ケア
見慣れた景色や自分の部屋。家族とのだんらんに癒されて、少しでも自宅で過ごしたいという願いを訪問看護ステーションの医師や看護師が中心となり24時間体制で対応します。