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岩手ホスピスの会は、盛岡市での一部がん検診の実施を要望する文書を、2020129日に盛岡市保健所に提出しました

全国の自治体が健康増進法に基づき実施しているがん検診について、全国の道府県所在市と政令市、東京23区の計7市区にアンケートしたところ、盛岡市と秋田市のみが新型コロナウイルスの影響で一部検査(盛岡市は大腸検査と胃の内視鏡検査)を実施できないまま、今年度の実施を断念した、という記事が20201116日付の毎日新聞に掲載されました。

このことを知って私たちは、

なぜ全国74市区の中で盛岡市と秋田市のみ実施できないのか、コロナ禍で医療現場も行政サービスも疲弊していることはもちろん分かりますが、一人でも多くの市民が昨年度と同様のがん検診を受けられるよう、一日も早い盛岡市での一部がん検診の実施を希望して要望書を作成し提出しました。

盛岡市保健所からは「この件について盛岡市医師会から、一部検診を控えるべきという提言書を受取っている。」との回答をいただきました。


そこで私たちは202128日に盛岡市医師会に同様の要望書を提出しました。

対応していただいた及川敬一郎事務局長は「21年度の検診をどうするか検討する盛岡市医師会の委員会が3月に開催されるので、その際に要望があったことを伝える」、と答えました。

県のがん検診に関するホームページによると、平成29年度の盛岡市でのがん検診実施結果で大腸がんであった者45名、胃がんであった者43名となっており、これらに近い数のがん患者さんが今年度は検診で見つからず埋もれていることになります。

一日も早い盛岡市における従来通りのがん検診実施を願っております。   

 



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盛岡市のがん患者会盛岡かたくりの会、乳がん患者の会アイリスの会、当会の三団体は、盛岡市での一部がん検診の実施を要望する文書を、129日に盛岡市保健所健康増進課に提出しました。


全国の自治体が健康増進法に基づき実施しているがん検診について、全国の道府県所在市と政令市、東京23区の計7市区にアンケートしたところ、盛岡市と秋田市のみが新型コロナウイルスの影響で一部検査(盛岡市は大腸検査と胃の内視鏡検査)を実施できないまま、今年度の実施を断念した、という記事が1116日付の毎日新聞に掲載されました。


このことを知って私たちは、

1.なぜ全国74市区の中で盛岡市と秋田市のみ実施できないのでしょうか。

2.コロナ禍で医療現場も行政サービスも疲弊されていることは承知しているが、どこに住んでいても検診の機会は平等に確保されるべきであり、一人でも多くの市民が昨年度と同様のがん検診を受けられるよう、一日も早い盛岡市での一部がん検診の実施を希望します。

-というポイントに絞り、要望書を作成しました。


提出の際対応した盛岡市保健所健康増進課・澤口佐知子課長と松澤卓也主査は、

1.この件について盛岡市医師会から、一部検診を控えるべきという提言書を受取っている。

2.この検診を行うと保険診療に影響が出る。保険診療を守るために一部検診実施を断念した。

3.2以外のその他様々な事情の中で今年度の一部検診実施を断念した。

4.全国での検診実施状況は毎日新聞の独自調査だが、我々も現在全国の検診状況を調査中。

5. 大腸検査などは市によっては2年に一回のところもあり、全国一律ではない。

6.市民の方々は自分の体調に敏感になり自覚症状があれば自主的に検診を受けてください。

7.開業医での検診を受ければ、開業医から専門病院への連携体制は確保している。

-等と回答しました。


なぜ全国で盛岡市と秋田市のみなのかについて納得できる明確な説明はなく、「今年度中の実施も検討していない」という回答でした。


「それ位盛岡市の医療体制はひっ迫しているのか。」「保険診療を守るためとして、すでに医療・治療の優先度決定と選別が始まっているのでは?」という不安を感じました。

回答を受け、今後患者会として何ができるのか、相談していきたいと思います。

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令和3年2月27日(土)盛岡劇場メインホールにおいて、映画「いのちの山河」上映会を開催する予定です。

12:30開場 13:20開演 入場無料

映画は、長く無医村であった岩手県沢内村(現・西和賀町)の「豪雪、多病、貧困」を克服し、生命尊重の理念を掲げ、老人と乳児の医療費無料で 全国の先駆け的存在となった故・深沢 晟雄村長の実話ドキュメントです。

本県で初めて高齢化率50%を突破し、次年度より町から路線バスが全面撤退予定、町営温泉などの公共施設運営が困難となる等、相次ぐ受難続きの西和賀町ですが、全国に誇るべき過去の実績と、現在の超高齢社会を象徴するような苦悩する西和賀町の姿から、多くのことを学べると思います。

「"いのち"に格差があってはならない」の言葉通り、がん患者さんや高齢者等社会的弱者が決して不幸になることなくともに助け合って生きていくために、本映画を見ながら現在の超高齢社会において私たち一人一人にとって何が大切なのかを見極めることができれば幸いです。コロナ禍の続く折、状況によっては開催中止の可能性もありますが、できる限り上映したいと願い準備を進めております。皆様のご来場をお待ちしております。

 

 



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今年も39箇所の全国がん診療連携拠点病院にタオル帽子を発送しました。

全国の患者さんがお送りしたタオル帽子で少しでも笑顔になっていただけることを、ボランティア一同願っております。

送付先病院一覧

202012月(150個程度)病院 39件

岩手県:岩手県立中部病院、岩手県立中央病院、岩手医科大学附属病院 盛岡友愛病院、孝仁病院 秋田県:秋田赤十字病院 大曲厚生医療センター 宮城県:東北大学病院 大崎市民病院 福島県:福島労災病院 茨城県:茨城県地域がんセンター 千葉県:船橋市立医療センター 愛知県:愛知がんセンター 三重県:市立四日市病院 岐阜県:岐阜県総合医療センター 石川県:金沢医科大学病院 滋賀県:市立長浜病院 大津赤十字病院 京都府:京都大学医学部付属病院 大阪府:大阪赤十字病院 兵庫県:関

西労災病院 鳥取県:米子医療センター 広島県:広島大学病院 広島市立病院 山口県:山口県立総合医療センター、下関総合病院 徳山中央病院 徳島県:徳島県立病院 愛媛県:愛媛県立中央病院 福岡県:飯塚病院 九州労災病院 大分県:大分大学医学部附属病院 長崎県:長崎みなとメディカルセンター 佐賀県:唐津赤十字病院 佐賀医療センター 熊本県:熊本大学病院、熊本赤十字病院 鹿児島県:済生会川内病院、鹿児島医療センター

 

 

抗がん剤の副作用による脱毛をカバーする、フェイスタオル一本で出来るタオル帽子!

毎月第2土曜日午後1時半から、盛岡市若園町の盛岡市総合福祉センターでタオル帽子サロンを開催しています。

どなたでもご参加ください。お待ちしています。



【タオル帽子配布会】タオル帽子を必要とする方に無料でさしあげます。お好みの帽子を探してみませんか?

 

【タオル帽子講習会】 タオル帽子を作りたい方に対応します。(参加費:材料代として1,000


円) 持参するもの:裁縫セット・ハサミ

 

【療養相談お茶っこ会】 医療や介護などゆっくり相談したい方は、ご連絡ください。看護


師、管理栄養士が対応いたします。

 


次回開催日時:2020年9月12日 (土)


1330分から16


場 所:盛岡市若園町・総合福祉センター


(会場には駐車できません。近隣の有料駐車場をご利用下さい)


連絡先:  080-1658-1762


       090-2604-7918

 

主催:岩手ホスピスの会P1030930.JPG

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523日には地元盛岡の友愛病院から依頼を受け、50個をお届けしました。(写真)

同院化学療法室の患者さんに手渡されます。

また、同31日には日本全国のがん診療連携拠点病院のうち13か所にタオル帽子900個を発送しました。

コロナがなお猛威を振るう状況の中で、闘病する患者さんが少しでも笑顔になることを願って、ボランティア一同、変わらず頑張っています。

 

タオル帽子をお送りした病院 

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岩手県:岩手医科大学附属病院、孝仁病院、岩手県立中部病院 山形県:山形県立中央病院 千葉県:船橋市立医療センター 神奈川県:相模原協同病院 岐阜県:大垣市民病院 京都府:京都大学病院 鳥取県:鳥取市立病院 広島県:福山市民病院 山口県:山口県立医療センター 愛媛県:愛媛県立中央病院 熊本県:熊本赤十字病院 宮崎県:都城医療センター

手元にあるものでマスクを作り病院へ届けました。

看護をする方のマスクは今の所あるが、癌の治療を受けている方々の中にはない方もいるので、助かると言ってました。またマスクは今はあってもその内、看護の方たがにも必要になるので継続して作ります。ミシガン州はデトロイトではテストをすればするほど患者数が急上昇で、近郊町である当地の大きなイベント会場もコロナウイルス患者を確保する緊急病院にすると決定されたようです。

マスクのゴム不足でしたが、ストッキングでゴム代用も出来ることが分かり、これで安心して出来ます。

この様な情勢ですので、私達が出来ることを皆さんと力を合わせ作ります。

そちらの写真をぜひ拝見したいです。

お元気で!

(USAミシガン州在住 ミシガン州タオル帽子の会代表 藤田トシさんよりメールでお便りいただきました。 2020.4.8)

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もりおか往診ホームケアクリニック




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           木村幸博院長 


どんな人でもいつかは死ぬ












1.ある耳下腺がんの患者さんは、在宅医療開始当初「痛みはありません」と言っていたが我慢していただけで、その後病状が進むにつれさらに激しい痛みが出現し、我慢強いため今まで訴えなかったが「本当は痛いんだよ!」とようやく本心が出た。


教訓:「痛みは本人にしかわからない。また、我慢してから使う痛み止めは効きが悪い。痛みを我慢することが美徳だと思っている人がいるが、本人から痛みの詳細を教えて貰えないと医師は痛みの程度を判断できない。意思を伝えることができない人は、眉間のしわを参考にする。」


2.健康な時、「在宅医療なんてありえない」と言っていた人が最期は在宅でケアを受けながら亡くなった。


教訓:理想と現実は違う。自宅で、そんなこと出来るはずがないと思っていた在宅医療が、在宅機器や器械類の利用で在宅ハイタクケアに十分対応できる体制で実現できた。


3.どんながんでも最期は家で過ごせる。在宅医療はこの街全体が大きな病院です。道路は病院の廊下。自宅は最高の特別個室。医師も看護師も薬剤師も理学療法士もケアマネも皆、家に来てくれます。


4.一人暮らしのお一人様でも在宅医療は可能。家族がいないのでむしろ本人の好きなように思いを医師に伝えることができる。


5. 夜中の1時頃がんの末期で看取りのため往診。あるマンションに到着。玄関で酔っぱらいのおじさんに遭遇、一緒にエレベーターに乗る羽目に。よほど怪しく見えたらしく、そのおじさんが絡んできた。「お前みたいな奴、見たことない、勝手にマンションに入られると困るんだよ!!ウィーッ!!」

急いで患者さん宅に行こうとするも部屋番号が暗くてわからない→入口の電灯くらい灯けてつけてほしかった。電話をかけて玄関を開けてもらい事なきを得た。


教訓:真夜中の往診では酔っ払いおじさんに絡まれないようにする。


6.スティーブ・ジョブス最後の言葉:

私のプライドや認証(認められること)や富は、迫る死を目の前にして何の意味もなさない。私が勝ち得た富は(私が死ぬときに天国に)一緒に持っていけるものではない。私が持っているものは愛情にあふれた思い出だけだ。


最期のひとときはできるだけ苦しまないように自分らしい生き 

方ができるよう、そんな在宅医療を提供できたたらいいなと思います。  

盛岡市社会福祉協議会地域福祉課生活支援コーディネーター 


佐々木裕美さん


急速な少子高齢化に伴い、日本、そして岩手でも今後医療介護需要の増大が懸念されており、岩手県では病院のベッド数不足に対応するため、在宅医療等の体制整備に取り組んでいます。

一方、全国の社会福祉協議会では今後の超高齢社会に対応するために、各地域の町内会単位で、高齢者を近隣住民や町内会内にある福祉施設、企業等が支える体制作りに取り組んでいますが、厳しい現実があるようです。

盛岡市において地域の支え合い体制作りに取り組んでおられる佐々木裕美さんに、迫りくる2025年の地域の状況を予測していただきました。

2025年、盛岡市では団塊の世代が約84千人を超えると予想されており、高齢人口が30%に到達すると見込まれている。(7%⇒「高齢社会」、14%⇒「高齢社会」、21%⇒「超高齢社会」)


2025年、上記のように後期高齢者が急増する一方で、若い世代が減少、少子高齢化はさらに加速。それによる労働力の低下⇒経済成長率が鈍化⇒減収⇒社会保障費不足


2025年、医療従事者の不足:看護職員は地域により、約6万人?27万人不足    医療保険給付費の増加(厚生労働省推計)2015年⇒39.5兆円 2025年⇒54兆円 約1.3倍に増加


 岩手県における介護人材の不足(厚生労働省推計)

介護人材の需要見込み

29,775

介護人材の供給見込み

24,851

需給ギャップ

4924

介護が必要な「要介護者」なのに施設に入所できない、適切な介護サービスを受けられないと予測される)




国民医療費 2000年:30.1兆円⇒2025年:52.3兆円

       後期高齢者医療費   2000年:11.2兆円⇒2025年:24.1兆円


2025年問題解決に向けた取り組み

1.地域包括ケアシステムの構築 2.医療・介護制度の改革


3.病院から在宅医療へ4.人手不足の解消          5年後、わたしたちのまちは、どうなっているで

しょうか?どんな地域だったらよいか、まずはそこから、一緒に考えてみませんか。とにかく危機感を持って語

り合いましょう。



岩手ホスピスの会2019年度総会は、215日盛岡市総合福祉センターで開催され、事業報告、会計報告、会計監査報告がありました。

★新年度の活動基本方針として、

1.がん患者さんとそのご家族を様々な角度からサポートする。

 ・タオル帽子活動やがん情報の発信、患者さんを支援する栄養講座やホスピスセミナー等の開催、がん相談窓口の充実

2.全国関連団体への積極的活動協力を行い、相互の情報交換を深め、岩手と日本のがん医療・緩和ケアの推進をはかる。 ・がん政策サミットへの参加やがん患者団体支援機構への協力

3.設置された岩手県内各ホスピスの見守りとボランティア協力

4.東日本大震災により被災した沿岸部への支援。

・仮設、災害公営住宅に居住している方への支援が必要とされている。

★岩手ホスピスの会通信年2回発行、ホームページ運営、定例役員会は毎月1回の予定で行う。-等が提案・承認され、新年度役員が以下の通り選出されました。

《新年度役員》

代表:川守田裕司 副代表:伊藤ヨシ子 事務局長:吉島美樹子  

幹事:佐々木順子、浅田京子、藤原弥生、蛇口真理子、高橋敏明、原理子(新)

会計:池乗育代、細川恵美子 監査:菊地克昌、佐々木美穂子