原発事故子ども被災地支援法についての嘆願書提出

2013年12月31日

 

 

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2013年10月12日盛岡市で開催された高橋比奈子衆議院議員さんのミニ集会に参加して、「原発事故子ども・被災者支援法基本方針案の抜本的見直しを求める嘆願書」を手渡してまいりました。

閣議決定されようとしていた(決定されてしまいました!)「原発事故子ども・被災者支援法」基本方針案について、多くの被災者・避難者、全国の自治体が、基本方針案の不公平さに批判の声をあげています。 

今国会でこの基本方針の採択を見送り、基本方針案の見直しと公聴会の早期見直しを求めた嘆願書を高橋議員に手渡しました。

                                

また、私たちの住む岩手においては県南三市町(一関市、奥州市、平泉町)が、国の放射能汚染状況重点調査区域となっていることを踏まえ、住民が安心して暮らしていけるよう、子ども・被災者支援法に基づく各種施策は、福島県以外でも国の汚染状況重点調査地域には適用されるものとし、特に汚染状況重点調査地域の子どもおよび妊婦に対して特別に配慮され、費用は全額国が負担していただきたいということもお願いしました。

被災した方たち、今現在避難生活を余儀なくされている方たちの思いを代弁し、嘆願しました。嘆願の際は、平泉に住んで子供を持つお母さん方や奥州市で子供たちを放射能から守りたいと

活動していらっしゃる会の代表の方、盛岡で子供たちの放射能汚染を心配して勉強会を開いているお母さん方などたくさんの方が駆けつけ、それぞれの立場から意見を述べていただきました

 

各地で子どもたちの放射線による健康被害を心配する若いお母さんお父さんのまとまった声を聞き、改めてこの問題の深刻さを感じました。ぜひ参加した方々の切実な声を、高橋議員さんが国に届けてくださるよう願っております。