11月21日 第13回岩手県がん対策推進協議会
対策推進計画」(2013年度から2017年度)の素案が示されました。
新たな項目として、がん患者の就労問題、小児がん対策なども素案に盛り込まれました。
計画は、がん患者を含めた県民の視点に立ったがん対策の実施などを基本方針とするこ
とになっています。
重点的に取り組むべき事項として、
∇がんの予防と早期発見
∇がん医療の充実
∇がんと
診断されたときからの緩和ケアの推進
∇相談支援・情報提供の充実
∇がん登録の推進
∇働く世代や小児へのがん対策の充実
:があげられました。
また、患者・家族会の「がん対策推進計画に対する」意見を求められ、
岩手ホスピスの会では、
∇より患者にとって緩和ケアチームが利用しやすい体制を整えてほしい
∇がん末期の患者さんに直接寄り添う立場であるコメディカルスタッフや
訪問看護師、ホームヘルパー、ケアマネージャーらにも緩和ケア基
∇福島第一原発事故による大気中への放射能の拡散の影響に対応するため、
この問題を今後の岩手県がん対策推進計画の一環として位置付け、岩手県民
一体となって私たちの子孫を守るという立場に立って子供たちの健康状態についての
現状調査、予防、治療、放射能からの庇護について取り組みを進めてほしい
:と訴えました。
がん患者と家族の会かたくりの会からは、「がん対策推進条例を制定してほしい」との
意見が出されました。