第14回がん患者大集会に参加

2019年1月 1日

2018年1125日(日)がん患者団体支援機構主催の第14回がん患者大集会が「患者力」をテーマに東京医科歯科大学内で開催され、当会も招かれて7つの患者会とともに会場で活動報告を行いました。会場ロビーでは各患者会の展示ブースが設けられ、当会も活動紹介のパネルや会報、活動紹介リーフレットなどを訪れた患者さんたちに配布しました。

午後は日本対がん協会会長・垣添忠生先生と東京医科歯科大学医学部附属病院血液内科特任助教・坂下千瑞子先生の講演。

シンポジウムでは「肺がん患者会ワンステップ」の長谷川一男さんも加わって、サーベイモンキーによるアンケート結果を基に患者力を今後どう生かしていくか話し合いました。

最後に厚生労働省と日本医師会、がん患者さんに向けた以下のアピール文が採択され、各省庁に提出されました。当会から提案し採択されたアピール文を以下の通りです。

【厚生労働省へ】
(5)
がん患者を対象とする支援制度について
40
歳以上の患者さんには介護保険、20歳未満の患者さんには小児慢性特定疾患による支援制度がありますが、20歳から40歳未満の患者さんに対する法令に基づいた支援制度が現在はなく、ぜひ検討をお願いします。

【日本医師会へ】
(1)
がん患者の状況に配慮した緩和ケアの充実 を希望します。
「苦痛のスクリーニング」を、がんの告知を受けた段階から実施して、療養場所問わず、必要な時に心身の苦痛が軽減され穏やかに生活ができることを望みます。