岩手ホスピスの会2017年度総会開催

2018年3月 6日

岩手ホスピスの会2017年度総会は210日開催され、新年度の事業計画として

1.がん患者とその家族を様々な角度からサポートする

〇脱毛に悩む患者さんのためにタオル帽子活動

〇患者さんを支援するイベント開催(がん患者さんのための栄養講座、緩和ケアセミナー開催等)

〇がんなんでも電話相談「がん相談ホットライン」活動

2.全国関連団体への極的活動協力を行い相互の情報交換を深め、岩手と日本のがん医療・緩和ケアの推進をはかる。

3.設置された各ホスピスへの見守りとボランティア協力     

〇一般の方への岩手県内ホスピスの啓蒙のため、県内ホスピス支援イベント開催

〇岩手県内各ホスピスの定期的な現状調査

等が提案・承認され、新年度役員が以下の通り選出されました。

《新年度役員》

代表:川守田裕司 副代表:伊藤ヨシ子 事務局長:吉島美樹子  

幹事:佐々木順子、浅田京子、佐々木弥生、蛇口真理子

会計:池乗育代、細川恵美子 監査:菊地克昌、佐々木美穂子

岩手県内では現在ホスピスが、盛岡市3ヶ所、県中央部(北上市)に1ヶ所、県南部(一関市、奥州市)に2ヶ所の計6ヶ所に設置されました。岩手医科大学附属病院にも2019年の設置が予定されています。更に沿岸部や県北部にもホスピスが開設され一人でも多くの方が充実した緩和ケアを受けられることが私たちの願いです。

新たにがんという病を得た患者さんは常に全国に存在しており、そのような患者さんにいかにしてタオル帽子の情報を届け、それによりがんの悩みが軽減されるように模索していくことが、昨年に続いて今年も大きな課題となります。

超高齢社会を迎え、介護医療の連携で今後在宅や施設での看取りが増えてくると思われます。


超高齢社会を迎え、介護医療の連携で今後在宅や施設での看取りが増えてくると思われます。患者さんとご家族の立場でこれらの問題に取り組み、皆様の願いが少しでも社会に届くことを目指し活動して参りたいと思います。皆様のご支援ご協力をお願いいたします。